男性消防士を懲戒免職 ジムロッカーで金盗む 千葉市消防局

 千葉市消防局は13日、スポーツクラブの更衣室で現金を繰り返し盗んだとして、中央消防署蘇我出張所の中村拓也消防士(26)を懲戒免職処分とした。

 同局では昨年度、セクハラや飲酒運転などの不祥事が続発し、不祥事防止対策検討委員会を設置。再発防止に乗り出していたが、本年度の懲戒処分者はこれで6人で、昨年度の4人を上回っている。同局の中村由明総務部長は「(取り組みが)末端の職員まで行き届いていなかった」と陳謝し、本年度から始めた再発防止策を引き続き徹底するとした。

 同局によると、中村消防士は2月22日午後7時半ごろ、同市中央区のスポーツクラブ更衣室で、二つのロッカーのダイヤル式の鍵を外し、会員2人から現金計1万9千円を盗んだ。監視カメラの映像で発覚し、千葉中央署が事情聴取。本人が翌23日に同出張所に報告した。

 同局の聴き取りに中村消防士は、これとは別に昨年6月上旬から約10回、同じスポーツクラブで同様の行為を繰り返し、約10万円を窃取したと説明した。

 昨年5月に別の隊員のヘルメットを無断使用し口頭注意処分を受けており、「(処分で)周りの人の目や陰口が気になりストレスを抱えていた。盗んだ後はスカッとした」などと述べた。窃取金は生活費に使ったという。


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