大腸がんと脳腫瘍に先進医療 保険診療と併用、負担減に 千葉県がんセンター

 千葉県がんセンター(千葉市中央区)は、先進医療として厚生労働省の承認を受けた大腸がんと脳腫瘍の治療を15日から始める。患者の身体的負担が小さく、効果的だが、保険の適用対象外となっている先進医療を、保険診療と併用できるようになる。

 先進医療は、保険診療の対象外とされており、日本では原則として保険診療と併用できない。ただし、医療機関が厚労省の承認を受けると可能になり、手術に伴う入院費用などの患者負担が大幅に減る。同センターの先進医療は計5項目となった。

 新たに承認されたのは、早期大腸がんと脳腫瘍の2種類の治療法。脳腫瘍の治療は、放射線治療の合併症で壊死した脳細胞に対し、抗がん剤の一種「ベバシズマブ」を投与することで、患部を縮小させ、短期間で脳のむくみを改善する。承認は全国で5件目で、県内では初めて。


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