千葉県内各地、季節外れの桜開花 台風15号も影響か

9月28日に開花が確認されたソメイヨシノ=1日、匝瑳市
9月28日に開花が確認されたソメイヨシノ=1日、匝瑳市

 千葉県内に大きな被害をもたらした台風15号の通過後、匝瑳市や成田市、東金市など県内各地で季節外れの桜の開花が確認された。県内で樹木の保護活動に取り組むNPO法人「樹の生命を守る会」(松戸市)特別顧問の樹木医、有田和實さん(73)は「毎年さまざまな場所で見られる現象だが、県内では今年、台風の大風も影響したのでは」とし、強風により葉が落ちるなど台風が影響した可能性を指摘した。

 有田さんによると、県内では今秋、ソメイヨシノ、オオシマザクラ、八重桜、河津桜といった桜の開花が見られる。一斉開花ではなく、ばらつきのある咲き方をしているという。

 有田さんは「来春の花芽が7月ごろ形成された後、8月以降の大風や害虫により葉が全て落ち、ホルモン作用によりこの時期に開花することがある」と説明した。


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