県内停電、依然42万軒 復旧見通し大幅に遅れる 11日午後も44市区町村

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停電のため開設された携帯電話の無料充電サービスに駆け付けた市民=10日、君津市役所
停電のため開設された携帯電話の無料充電サービスに駆け付けた市民=10日、君津市役所

 台風15号による県内大規模停電は、東京電力パワーグリッドの11日午後4時現在の集計で依然として約42万400軒に上った。
 
 東電側は10日中に県内の停電が約12万軒にまで縮小する見込みを示していたが、復旧は大幅に遅れている。10日午後7時時点の約53万7千軒から、11日朝までに8万軒程度しか停電解消が進んでおらず、多くの県民が電気の使えないままの夜をすごした。
 
 東電は11日、東京都内で記者会見し、当初目指していた同日中の復旧について「見通しが立っていない」と明らかにした。雷雨で作業が中断したり日没で作業効率が下がったりしたことなどが原因と説明している。
 
 午後4時現在の集計で、県内の停電は44市区町村で残っている。東電側が10日中に大半の場所で解消するとしていた市原市が依然最多の約5万6800軒。
 
 他に1万軒以上の停電が残るのは八街市約2万9500軒、君津市約2万5400軒、南房総市約2万1900軒、木更津市約2万1800軒、館山市約2万1300軒、富津市約2万500軒、鴨川市約1万8100軒、香取市約1万7200軒、山武市約1万6200軒、袖ケ浦市約1万5900軒、千葉市緑区約1万5500軒、富里市約1万2700軒、成田市約1万2千軒、千葉市若葉区約1万1600軒、、大網白里市約1万300軒、佐倉市約1万200軒、旭市約1万200軒。