赤ちゃんすくすく成長 鴨川シーワールド・カマイルカ繁殖初成功 母親と泳ぐ姿、一般公開

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人工授精で誕生したカマイルカの赤ちゃん(鴨川シーワールド提供)
人工授精で誕生したカマイルカの赤ちゃん(鴨川シーワールド提供)
人工授精で誕生したカマイルカの赤ちゃんは順調に成長しているという(鴨川シーワールド提供)
人工授精で誕生したカマイルカの赤ちゃんは順調に成長しているという(鴨川シーワールド提供)

 鴨川市の鴨川シーワールド(勝俣浩館長)は25日、イルカの一種「カマイルカ」の人工授精に国内で初めて成功したと発表した。雄の赤ちゃんで、現在は人工哺育で順調に成長しているという。勝俣館長は「成功したのは喜ばしいこと。気を抜かずに赤ちゃんを見守りたい」と話している。

 カマイルカは世界中の海に生息する小型のイルカで、最大で体長2・3メートル、体重140キロ。短いくちばしと大きな背びれが特徴で、同館では1971年から飼育している。

 同館によると、赤ちゃんは雌の「ディアナ」(推定29歳)と雄の「ルパン」(推定18歳)との間に、先月29日未明に生まれた。人工授精は昨年6月に行われていた。

 赤ちゃんは推定体長1・12メートル、推定体重18・3キロ。飼育員が採取したディアナの母乳を摂取し、すくすくと成長している。ディアナと共に一般公開されており、館内で元気に泳ぐ姿が見られるという。

 同館は生物多様性や種の保存のために海洋生物の繁殖に力を入れており、これまでバンドウイルカやオウサマペンギンの人工授精などに国内水族館で初めて成功している。