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近所の29歳男逮捕 千葉県警、強盗殺人容疑で 千葉の女性殺害

 千葉市稲毛区のアパート2階で契約社員、茅野利奈さん(41)が腹部を刺されるなどして殺された事件で、県警捜査1課と千葉西署の捜査本部は28日、強盗殺人と住居侵入の疑いで千葉市稲毛区稲毛東3、飲食店アルバイト、藤長稜平容疑者(29)を逮捕した。藤長容疑者は容疑を認め「金品目的だった」などと供述。茅野さんと藤長容疑者のアパートはわずか約60メートルの距離だった。

 逮捕容疑は今月4日未明、茅野さん宅に侵入して金品を奪おうとしたが、抵抗されたため腹部などを包丁で突き刺すなどして、失血死させた疑い。

 捜査本部によると、藤長容疑者は3月に千葉市内の女性宅に侵入したなどの容疑で16日に逮捕されていた。捜査本部では、その取り調べの中で藤長容疑者が強盗目的での茅野さん殺害を認める供述をしたこと、さらにこれまでの捜査結果などから逮捕した。捜査本部では、茅野さん宅周辺の足跡や聞き込み、防犯カメラの解析などを進め、藤長容疑者を割り出した。

 藤長容疑者の自宅の捜索では、凶器となった包丁を押収。自宅同士は近かったが茅野さんと藤長容疑者に面識はなく、藤長容疑者は抵抗されたことによって殺害したという主旨の供述をしている。強盗目的で、茅野さん宅には徒歩で向かった。藤長容疑者は単独で犯行に及んだとみられる。捜査本部では藤長容疑者の取り調べを進め、詳しい犯行動機を解明する。

 茅野さんの遺体が見つかったのは今月4日午後9時55分ごろ。茅野さんは東京都内の外資系企業で事務の契約社員として勤務していたが、同日午後9時ごろ、勤務先から茅野さんの父親に「出勤していない」と連絡があり、部屋を訪れた父親が「部屋の中で娘が死んでいる」と110番通報。駆け付けた千葉西署員が確認したところ、室内で死亡している茅野さんを見つけた。

◆犯人許さない/極刑で償って 茅野さん遺族コメント

 私たちは、突然大切な家族を奪われ、今までに経験のない苦しみを味わっています。犯人が何を言おうと、利奈の命を奪った犯人を許すことはできません。

 利奈を生き返らせることができなければ、犯人には極刑をもって罪を償ってもらいたいと思います。それがかなわなければ、私たちが生涯逃れられない苦しみの中で暮らさなければならないように、一生刑務所から出られないようにしてもらいたいと思います。

 そして、刑務所では平然と人を殺すような人間を、ちゃんとした人間の心が持てるよう、教育してほしいと思います。

 犯人が逮捕されて、利奈の無念がほんの少しだけ晴れたのではないかと思います。犯人を捕まえていただいた警察の方々にはお礼を申し上げます。

 遺族一同

 (一部抜粋)


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