痴漢事件、男性の無罪確定 「判決覆すこと困難」 千葉地検控訴断念

 電車内で女性の胸を触ったとして、千葉県迷惑防止条例違反の罪に問われた県内在住の会社員男性(57)を無罪とした千葉地裁判決について、千葉地検が控訴を断念する方針を固めたことが28日、分かった。29日午前0時に控訴期限を迎え男性の無罪が確定する。

 地検の金沢勝幸次席検事は「判決内容を検討したが、原判決を覆すことは困難と判断し、控訴はしないこととした」とした。

 男性は昨年4月24日午後6時50分ごろ、京成線車内で女性の左胸を触ったとして県警に現行犯逮捕されたが、一貫して無罪を主張。地裁は「被害者の説明が曖昧で疑う余地がある。男性の供述に不自然な点はない」などとして別に犯人がいた可能性を指摘し、男性に無罪を言い渡していた。


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