「遠くに逃げるため」 タクシー強盗容疑で再逮捕 習志野高男子生徒

 習志野市立習志野高校の教室で2年生の男子生徒が同級生を刃物で刺して重傷を負わせたとされる殺人未遂事件で、県警少年課と習志野署は18日、逃走途中にタクシーを強奪したとして強盗の疑いで千葉市在住の男子生徒(16)=殺人未遂容疑で逮捕=を再逮捕した。男子生徒は容疑を認め「警察から遠くに逃げるためにタクシーを奪った。大変なことをしてしまった」と反省しているという。

 逮捕容疑は先月27日午後、千葉市稲毛区長沼原町の市道で、乗っていたタクシーの運転手男性(66)に折りたたみ式のナイフ(刃渡り約7センチ)を突き付け「降りろ」などと脅し、料金3590円を踏み倒した上、タクシー(約100万円相当)と現金約18万円入りのバッグを奪った疑い。

 同課によると、男子生徒は同級生を刺した動機について「授業中に後ろから消しゴムを投げられたことに腹が立った」などと供述。同級生はほかの生徒らとゲーム感覚で消しゴムの投げ合いをしており、男子生徒を標的にしていたわけでないという。同課はナイフを持ち歩いていた理由など詳しい状況を調べている。

◆「からかいあった」
 事件を受け市立習志野高校が実施したアンケートに「(男子生徒が)からかわれているのを見た」などとする生徒からの回答があったことが18日、市教委への取材で分かった。いじめにつながるような内容は確認されていないという。


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