2025年2月20日 19:18 | 有料記事

千葉県警本部

旭市議の遠藤保明容疑者
在留期限を過ぎたタイ人に農作業の不法就労をさせたとして、千葉県警は20日、入管難民法違反(不法就労助長)の疑いで、千葉県旭市議会議員で同市議会副議長、遠藤保明容疑者(74)=旭市萬力=ら4人を逮捕した。遠藤容疑者らは農事組合法人「三軒家営農組合」の理事。タイ人6人が不法残留容疑で逮捕された先月まで、農業施設で不法就労をさせ続けていた疑いがある。
遠藤容疑者の他に逮捕されたのは、代表理事の高根義寛容疑者(68)=旭市萬力、理事の元嶋正夫容疑者(78)=匝瑳市春海=と津田計容疑者(66)=旭市萬力。
遠藤容疑者の逮捕容疑は共謀して同組合の事業に関し、2022年8月1日~先月19日ごろ、千葉県の旭市や匝瑳市内で、在留期限が過ぎているタイ人を農作業員として不法就労させた疑い。他の3人も同様の疑いがあり、19年9月8日ごろから不法就労をさせた疑いがある容疑者もいる。
千葉県警国際捜査課によると、遠藤容疑者は「人手不足で担い手がおらず、背に腹は代えられずに、不法残留だと理解した上でタイ人6 ・・・
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