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【速報】千葉県警元警部に懲役13年判決 女性6人に性的暴行や盗撮 裁判長「卑劣で被害者の尊厳を無視」

千葉地裁
千葉地裁

 女性6人に性的暴行や盗撮をしたなどとして、強制性交などの罪に問われた千葉県警捜査4課の元警部、岡田誠被告(46)の判決公判が27日、千葉地裁であり、品川しのぶ裁判長は「卑劣で被害者の尊厳を無視した犯行」として懲役13年(求刑懲役17年)の判決を言い渡した。

 品川裁判長は判決で「ゆがんだ性欲や好奇心を満足させ、スリル感を味わいたいなど身勝手な欲求から犯行を繰り返した。厳しく非難されるべき」と指弾。「被害者の精神的苦痛は計り知れず、なお苦しんでいる」と述べた。

 被告は犯行当時、現職の警察官で「法を順守することが強く期待される立場でありながら、裏切って重大犯罪に及んだ。社会に与えた影響は大きい」と指摘した。

 検察側は、被告が犯行後にベッドのシーツを洗濯したり、女性の体を風呂で洗っていたりしていたことから「警察官として得た知識を悪用して証拠隠滅を図った」と主張していた。品川裁判長は「警察官としての知識や経験、立場を悪用したと認めるに足りる証拠はない」と退けた。

 判決によると、2014年7月~17年7月、当時19~29歳だった3人の女性の自宅=いずれも県内=に侵入。台所にあった包丁をベッドで寝ていた女性に馬乗りになって突きつけて脅し、性的暴行を加えた。22年6~8月には、駅のエスカレーターや侵入した住宅敷地内で女性3人を盗撮した。

 これまでの公判では時折涙をみせながら、聞き取りにくいか細い声で被告人質問に答えていた被告。判決言い渡しが終わると、品川裁判長に向かって静かに一礼した。

 県警は昨年11月、被告を懲戒免職処分にした。


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