2023年9月5日 05:00 | 有料記事

磯山友幸教授=市川市の千葉商科大学
関東大震災下では、さまざまなデマや流言が飛び交い、大きな混乱が起こった。100年がたった今も、災害時を中心にインターネット上でデマやフェイクニュースがあふれる。人はなぜデマを信じてしまうのか。そして、自分自身がデマを広げる「加害者」にならないためにはどうすればいいのか。情報倫理に詳しい千葉商科大学(市川市)の磯山友幸教授(61)に話を聞いた。
災害時のデマとして有名なのは、2016年の熊本地震の「近くの動物園からライオンが逃げた」というねつ造。SNSに市街地に立つライオンの画像がアップされ、動揺を招いた。千葉県内でも東日本大震災直後に起きたコスモ石油千葉製油所(市原市)の爆発炎上事故で、「有害物質の雨が降る」というデマが流れた。
磯山教授は災害時にデマに飛びついてしまう心理について、「人は不安な時に判断能力が落ち、インパクトの大きい情報 ・・・
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