花見川団地を丸ごとリノベ 千葉市、良品計画などと協定 「無印」ブランド生かしエリア活性化へ

花見川団地を拠点とした地域の活性化に向けての協定を締結した神谷俊一市長(左)ら=26日、千葉市花見川区の花見川団地
花見川団地を拠点とした地域の活性化に向けての協定を締結した神谷俊一市長(左)ら=26日、千葉市花見川区の花見川団地
商店街区のリノベーション完成イメージ図(「MUJI HOUSE」提供)
商店街区のリノベーション完成イメージ図(「MUJI HOUSE」提供)

 千葉市は26日、花見川団地(花見川区)を拠点とした生活圏全体を活性化するため、UR都市機構、生活用品ブランド「無印良品」を展開する良品計画(東京都豊島区)、無印良品の住宅部門「MUJI HOUSE」(同)と協定を締結した。無印のブランド力を生かし、住居部分や商店街のリノベーションを進めるほか、団地周辺の公園や自然環境などを活用したイベントなどを実施していく。

 同団地は、1968年に入居開始。戸数は県内最大規模の5742戸で、24時間営業のスーパーマーケットや郵便局などもそろう。開設から50年以上経過したことで入居者の高齢化などが進み、にぎわいの回復が課題になっていた。

 URは昨年度から「MUJI」、千葉市と連携し、同団地で「団地まるごとリノベーション」の取り組みを開始。住居部分だけでなく、外観や共有部をリノベーションするほか、魅力ある商店街をつくるためにイベントを開催してきた。

 今回の協定締結で、MUJIの企業センスを生かした商店街のリノベーションも実施。良品計画は期間限定の無印良品の店舗を開設するほか、同社がデザインした自動運転バスの実証実験を行い、団地内の移動手段についても検討を進める。市は、近くの花島公園と結んだイベントを行うなど、花見川団地エリア全体の魅力を向上させたい考えだ。

 神谷俊一市長は「エリア全体の価値の創出を目指し、住んでいる人が自慢したくなるような団地にしたい」と期待。良品計画の堂前宣夫社長は「無印良品は、各地域の魅力を発信することにも力を入れている。本当の良い暮らしを実現するために、住民とも連携しながらさまざまな取り組みを行っていきたい」と述べた。


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