ひこうきの丘で“機内食”を 「ワールドフレーバーカフェ」誕生 芝山の観光地、周囲一体PRへ

ひこうきの丘に誕生したカフェの店内=芝山町
ひこうきの丘に誕生したカフェの店内=芝山町
ひこうきの丘では成田空港に到着する航空機を間近に見られ、多くのファンらが集まる
ひこうきの丘では成田空港に到着する航空機を間近に見られ、多くのファンらが集まる

 成田空港に離着陸する航空機を間近に見られる芝山町のひこうきの丘に、コーヒーや軽食を提供する「ワールドフレーバーカフェ」が誕生した。航空機ファンに加えて家族連れでにぎわう観光スポットにしようと、町が事業を進めてきた。

 ひこうきの丘は第1滑走路から約600メートル離れた場所にある。風向きによっては到着する大迫力の航空機を眺められ、平日でも駐車場が埋まるほど多くの航空機ファンが訪れ、カメラで撮影している。町は飲食の需要があると見込み、簡単な調理ができる床面積約13平方メートルの店舗を設置。成田市の機内食製造「ゲートグルメジャパン」が出店した。

 提供するのは、機内食でも出すローストビーフなどを使ったサンドイッチといった軽食やスープ、手作りプリンなどスイーツも用意。成田市のコーヒー店から豆を仕入れたコーヒーも販売する。店員は町内の観光案内も担う。

 同社取締役の宮田康弘さんは「ひこうきの丘に訪れる多くの人をおいしい物で喜ばせたい」と意気込み。コロナ禍で機内食を食べてもらう機会が減る中で、機内食を味わってもらう新たな場を設けたい思いもあったという。

 町は同社の本社がスイスにあることから、公用語の一つフランス語で空を意味する「シエル」を愛称として周知していく。麻生孝之町長は「今後はひこうきの丘を含めた周囲の観光スポットを一体的に活用したPRに力を入れたい」と話した。


  • LINEで送る