2022年3月20日 05:00 | 有料記事
インタビューに答えるふなっしー
2012年3月に“地上に降臨”してから今月で10年を迎えた船橋市非公認のご当地キャラクター「ふなっしー」。当初は「不審者扱い」だったのに、従来のキャラクターにはない強烈な個性が幅広く支持されて、自身でも驚くほど息の長い活動が続いている。それにしても、なぜここまで根強い人気を集めたのだろう?ふなっしーが千葉日報社のインタビューに応じ、10年の足跡を振り返りながら、「物語」「みんな分かってて騙されてる」といったキーワードを交えながら、人気を得た理由を分析した。(デジタル編集部・平口亜土)
◆「不審者扱い」からブレーク
―この10年を振り返ると率直にどうでしょう。
あっという間だったなっしー。もう10年経ったんだなと。目まぐるしくいろんなことが起きましたなっしな。10年たって、まだこの地上にいられるのはうれしいなっし。それだけ応援してくださる方がいるということなので感謝しかありませんなっし。
―これだけの人気者となり、それが長く続いている理由を自身でどのように考察していますか。
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