2021年1月30日 05:00 | 無料公開

「市松」と「麻の葉」模様の衣装をまとったひな人形=市原市の鯉徳
節句人形専門店「鯉徳」(千葉県市原市)で、縁起の良い「市松」「麻の葉」「鱗(うろこ)」の伝統模様の衣装をまとったひな人形がお目見えした。
人気漫画「鬼滅の刃」で注目された伝統模様。ウイルスや災厄を鬼と見立てて厄よけをすることで、子どもの健康を祈願する。2月2日の節分を控え、新型コロナ禍の中「明るい話題で盛り上げたい」と加藤秀徳社長が企画した。
衣装は伝統工芸品の京都西陣織を採用。人形は古来より伝わる木目込みを踏襲し、現代の生活様式や趣向に合わせコンパクトサイズで作成した。価格は12万8千円から。問い合わせは同店(電話)0436(62)4151。
千葉日報だけの「地域」記事を見たい方