2021年7月26日 05:00 | 無料公開

かき氷を楽しむ客=25日、香取市

スタンプを8個集めるとかき氷用スプーンがもらえる
「かき氷の日」の25日、千葉県香取市で「かき氷コレクションin佐原スタンプラリー」が始まった。歴史的建造物が残る佐原の町並みの対象店舗でかき氷を食べてスタンプを集め、数に応じて景品がもらえる。9月30日まで。
主催の佐原商工会議所などによると、佐原は重要伝統的建造物群保存地区を中心としたわずか2キロ圏内にかき氷を提供する店がひしめきあっており、隠れた「かき氷の激戦区」と呼ばれている。江戸時代の宇治金時を再現したものや、限りなく薄い羽のような削りにこだわったものなど、各店舗のこだわりも強い。
スタンプラリー初日の佐原は、夏空が広がり気温も30度近い絶好の“かき氷日和”。観光客らは涼しさを求めて各店舗で次々とかき氷を注文し、「冷たくて気持ち良い」と頬張っていた。
スタンプの用紙と参加している12店舗の詳細が書かれている「かき氷まっぷ」は、観光休憩所「上川岸小公園(さわら町屋館)」などで配布。スタンプ3個でポストカード、8個でかき氷用のスプーンなどの景品と交換できる。引き換えは10月10日まで。
佐原商工会議所の担当者は「かき氷は日本古来の食文化。水郷のまち佐原で夏の涼を探してみてはいかがでしょうか」と来訪を呼び掛けている。
かき氷の日は、日本かき氷協会が、日本最高気温を記録したとされる日(1933年7月25日)にちなんで制定した。