<千葉ジェッツ優勝記念!特別公開>相手のみ込む派手な演出 試合前からファン魅了 船橋アリーナ【ふさの国探宝】

選手入場を派手に演出するプロジェクションマッピング
選手入場を派手に演出するプロジェクションマッピング
スーパープレーに選手、ベンチ、観客席が一体となって盛り上がる
スーパープレーに選手、ベンチ、観客席が一体となって盛り上がる
会場を華やかに盛り上げるスタージェッツのパフォーマンス
会場を華やかに盛り上げるスタージェッツのパフォーマンス

 千葉ジェッツふなばしのBリーグ初優勝を記念し、ジェッツ本拠地「船橋アリーナ」での臨場感あふれる試合当日の模様にスポットを当てた2018年のオンライン未公開記事「ふさの国探宝」を特別公開します!

 ※記事・写真は2018年4月16日付で、文中の肩書、名称などの情報はすべて紙面掲載当時のものです。

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 男子プロバスケットボールBリーグ、千葉ジェッツふなばしの本拠地でブースター(ファン)から“聖地”と呼ばれる船橋アリーナ。ジェッツの試合が行われる日は、市民体育館がスポーツとエンターテインメントのワンダーランドへと変身、熱い戦いを繰り広げる。

 船橋アリーナの正式名称は船橋市総合体育館。ふだんは市民が気軽にスポーツを楽しめる市民体育館だが、最近ではBリーグ・千葉ジェッツふなばしの本拠地として全国的に知られるようになった。試合当日はジェッツのチームカラーの「赤」をまとったブースターで会場はあふれ、富樫勇樹選手らのファンタスティックなプレーとプロジェクションマッピングなどを駆使した派手な演出でその姿が一変する。

 「お客さまにはチケット代以上の満足を味わってもらいたい」-。チーム運営会社の島田慎二社長は来場者がバスケのプレーだけでなく、会場で過ごす全ての時間を楽しく快適に過ごせるよう、演出にこだわってきた。2016年にBリーグが開幕して以来、エンターテインメント性を追求する姿勢はさらに高まっている。

 会場演出を統括している同社代表取締役の石井理恵さんは「Bリーグも2年目を迎えたので、船橋アリーナのエンタメをさらに追求し、ホスピタリティーも向上させたい」。プロバスケの本場、NBA(米国)ではおなじみのプロジェクションマッピングを「年間で数千万円かけて」導入。選手入場とスターティング5(先発)発表の際に使用している。「お客さまを飽きさせないように」と、シーズン途中からバージョンアップさせるなど力を入れている。

 試合前イベントやハーフタイム、オフィシャルタイムアウトの際に華やかなパフォーマンスで会場を沸かせているチームチアリーダー「スタージェッツ」。今季から過去最高の15人体制となり、その中からAyumi、Yuko、Monomiの3人はチームと専属マネジメント契約をし、プロのチアリーダーとして臨む。

 また、今季からトイレにおしぼり、うがい薬、綿棒などのアメニティーグッズを設置。会場案内やグッズ販売のスタッフのユニホームもジェッツの名にちなみ客室乗務員をイメージしたものに統一。細やかな「おもてなし」も充実させている。

 船橋アリーナはあくまでも市民体育館。プロ野球やJリーグのような専用会場ではない。したがって試合前にプロバスケ使用のアリーナへ“変身”させなくてはならない。

 会場設営スタッフは試合前日の午前中からアリーナ入り。コート設営、エントランス周りの装飾、照明や音響装置の調整が行われ、プロバスケの会場へと変貌する。

 スタージェッツのオープニングパフォーマンス、派手な光と音による選手紹介、そしてトップ選手による熱いプレー。夢のようなひとときが過ぎると、船橋アリーナはいつもの市民体育館へと姿を戻す。

◇一口メモ 立ち見席含め6千人収容

 正式名称は船橋市総合体育館。ジェッツの試合などが行われるメインアリーナと、温水プールやトレーニングルームなどを備えるサブアリーナがある。

 メインアリーナの床面積は2357平方メートル。バスケットボールとフットサルは3面、バドミントン12面、卓球30台、バレーボールは最大で4面使用でき、2基の大型映像装置が備え付けられている。

 ジェッツ試合時の観客席は特設シートを加えると4507席に。立ち見席を合わせれば最大で約6千人を収容できる。

 アクセスは、東葉高速鉄道「船橋日大前駅」西口から徒歩約9分。新京成電鉄・東葉高速鉄道「北習志野駅」東口から徒歩約20分。

◇文・写真 船橋支局 田中誠


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