チバニアンに興味津々 市原のビジターC 大型連休815人来館

大型連休中、見学者が次々とチバニアンビジターセンターを訪れた=5月4日、市原市田淵
大型連休中、見学者が次々とチバニアンビジターセンターを訪れた=5月4日、市原市田淵

 新型コロナウイルス禍の大型連休(4月29日~5月5日)中、地質年代「チバニアン(千葉時代)」命名の根拠となった市原市田淵の地磁気逆転地層の仮設ガイダンス施設「チバニアンビジターセンター」に、815人(名簿記入者)が来館した。コロナの感染予防で県境を越えた移動の自粛が求められた中、センターは近場の観光地として人気を集めたようだ。

 センターを管理するNPO法人「田淵チバニアンズ」(石井あゆみ代表)によると、雨天の4月29日は11人と少なかった。30日は54人、5月1日も89人だったが、2日は189人と急増。3日は190人、4日は193人で今年の連休中で最高となった。連休最終日の5日は89人だった。

 2~4日は見学者が途切れることなく、チバニアン命名決定直後の週末に近い盛況ぶり。石井代表は「コロナ禍でも市民の関心が高く、入館者への説明が間に合わなかった」と振り返った。

 センターでは、換気など新型コロナの感染防止対策に万全を期して入館者に対応している。その一環として名簿記入の協力も要請しているが、中には未記入の見学者もおり、実数はもっと多かったと推測できる。

 センターは2019年12月にオープン。昨年1月17日には、約77万4千年前~約12万9千年前の地質年代の名称が「チバニアン」に正式決定され、市民は朗報に沸き返った。しかし、昨年の大型連休は新型コロナウイルス感染拡大により休館していた。

 センターの開館時間は午前9時~午後5時(9月末まで)。木曜休館。


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