たい焼き店、待望の再開 銚子電鉄犬吠駅 地元障害者施設と連携

売店でたい焼きを作り上げる「ここ」従業員ら=11日、銚子市
売店でたい焼きを作り上げる「ここ」従業員ら=11日、銚子市

 銚子電鉄(銚子市、竹本勝紀社長)は11日、約4カ月休んでいた犬吠駅のたい焼き売店をリニューアルオープンした。市内で障害者の就労支援を手掛ける「ここ」(山久保直紀社長)に業務を委託。時間がたってもおいしいようにとレシピも変えた。

 味は、あんとクリームの2種類で従来と同じ。生地には、冷めてもおいしく食べられるようハチミツを加えた。銚子産卵や北海道十勝産あんなど原材料は国内産中心に見直した。「ここ」が試作や改良を重ねて新レシピを完成させた。

 焼くのは山久保社長や従業員で、年明けから練習を繰り返した。通所する障害者はたい焼きを入れるための箱折りや袋にスタンプを押す作業をしており、将来的には売店で焼く作業も検討しているという。

 たい焼き売店は、ぬれ煎餅などを展開する銚電の「副業第1号」という。1976年に観音駅でスタート。老朽化などで閉店し、2017年6月に犬吠駅に移転した。昨年9月末から作り手が足りず営業を休んでいた。

 開店前に、市内出身の山久保社長(38)は「小さい頃から慣れ親しんだたい焼きを復活させたいと関係者や職員と取り組んできた」とあいさつ。一番客となった印西市の小学2年、田村侍朗君(8)は「おいしかった」と出来たてに笑顔だった。記念に、焼いたキンメダイもプレゼントされた。

 1個120円(税込み)。2月の営業は木・金・土曜の午後1時~3時。


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