ホイッスルの音気付き 漂流していた男性救助 千葉海保、鋸南の漁師親子に感謝状

千葉海上保安部から表彰を受ける柴本さん親子=鋸南町
千葉海上保安部から表彰を受ける柴本さん親子=鋸南町
千葉海上保安部から表彰を受けた柴本さん親子=鋸南町
千葉海上保安部から表彰を受けた柴本さん親子=鋸南町

 海で助けを求めるホイッスル音に気付き60代男性を救助した鋸南町の漁師、柴本市郎さん(70)と祥平さん(35)親子に、千葉海上保安部(玉越哲治部長)から感謝状が贈られた。

 同部によると、柴本さん親子は昨年11月23日午後4時半ごろ、漁船「祥栄丸」で勝山漁港沖を航行中にホイッスルのような音に気付いた。付近を捜索すると漂流している男性を発見、漁船に引き上げて救助した。

 男性は1人でプレジャーボートに乗り、同町の保田漁港沖で釣りをしていた同3時ごろ、ボートが波を受けて転覆。救命胴衣に付属するホイッスルを吹いて近くを通る船に助けを求めたが気付かれず、約1時間半も海を漂っていた。救助された際は体を震わせ、軽い低体温症のような症状が見られたが、けがはなく、命に別条はなかった。

 海水温が低下し、日没が迫る中での救出劇に、柴本さんは「早く行かなければと思った。助かって良かった」と一安心。祥平さんは「(ホイッスルの)音がはっきりと耳に入った。助けることができ、ほっとした」と話した。


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