高齢者にPCR検査へ 第3波備え、市川市が独自対応

 市川市は16日、希望する65歳以上の市民を対象に、新型コロナウイルスのPCR検査を独自に行うと発表した。市が全額を負担し、60代以上の基礎疾患がある人も対象。村越祐民市長は同日の記者会見で「第3波が確実に来ている状況の中で、特に高齢者に注意喚起をさせていただく」と話した。市によると、広く高齢者を対象にした無料PCR検査は県内自治体で初めて。

 検査は、高齢者は重症化の恐れが高いことや、地域活動を安心して行ってもらうことが狙い。来年1月中旬~2月中旬、市が地区ごとに実施日時を指定した公民館など約20カ所で行い、唾液を採取する検査キットを使用する。市内の民間検査機関が検査して、市のホームページで検査番号から結果を確認できる。

 検査は1人1回。6万5千人を見込み、12月の一般会計補正予算案に約1億7500万円を計上した。市内では介護老人福祉施設でクラスターが発生、入所者や職員に感染が判明しており、「第3波」への市独自対応として手を打った。


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