2020夏季千葉県高等学校野球大会 あの瞬間を捉えた写真も多数

【動画あり】絵になるバラと猫 ドリプレ・ローズガーデン(君津市) 【ぼうそうにゃん散歩】(4)

英国風の庭園内で働きながらも気ままに過ごす「猫スタッフ」たち
英国風の庭園内で働きながらも気ままに過ごす「猫スタッフ」たち
猫を大事に育てるオーナーの清水夫妻
猫を大事に育てるオーナーの清水夫妻
草花の中を歩く猫
草花の中を歩く猫

 南房総の山中にある英国風のしゃれた庭園「ドリプレ・ローズガーデン」(君津市)の自慢は、無農薬で栽培している500種約3千本に上る強香のバラのコレクションと、9匹の個性豊かな「猫スタッフ」。「ガーデンに猫がいると絵になるんです」とオーナーの清水幸三さん(64)と妻せつさん(65)は微笑む。

 2004年から5千坪の山林の開墾に着手し、庭園に仕上げた。元々個人の庭として整備したが、観賞したいという多くの声を受け、10年にオープン。猫たちは、庭に迷い込んできた捨て猫や野良猫。保護して園内で飼うと、年1~2匹のペースで増えていった。

 「猫は自然と働くようになるんです」とせつさん。朝、オープンを待つ客を正門でお出迎え。併設のカフェにお連れしたり、庭を案内したりする。かと思えば、いつの間にかテーブルの上で丸くなっていたりと、気ままぶりは猫ならでは。

 昨年9月、台風15号で園内がめちゃくちゃに破壊される大被害を受けた。地元客の助けで何とか復活したものの、今年4~5月には新型コロナウイルスの影響で売上が激減した。

 存続も危ぶまれる中、救ってくれたのは猫。春と秋のバラの季節以外は客が減る同園だが、魅力的な猫たちの存在がメディアに取り上げられると、閑散期にも猫ファンたちが訪れるようになった。

 緊迫した状況下でも平気で寝ている猫に、「一緒にいると心が落ち着く」と2人は声をそろえる。これからも「癒やし係」の猫たちとともに、自然共生型のバラ園を追求していきたい考えだ。

(平口亜土)

◆MEMO
*所在地 君津市大野台815-85
*営業時間 午前10時~午後5時(水曜定休)
*入園料 9月18日まで500円、19日~10月16日600円など(期間によって変動。小学生半額。80歳以上、障害者、未就学児無料)
*電話 0439(37)3767

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 今、空前の「猫ブーム」。その愛らしさに夢中になる人が後を絶たない。そんな猫たちに癒やしてもらえる県内スポットを巡る。=原則第2水曜日掲載*千葉日報オンラインで写真特集


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