2020年6月1日 05:00 | 無料公開

佐是城(右)と池和田城の御城印=市原市の光福禅寺
市原市南部の活性化に役立てようと、同市佐是の曹洞宗寺院「光福禅寺」(狩野興道住職)が、戦国時代の山城の佐是城と池和田城の御城印(ごじょういん)を作成した。御城印は「歴×トキ」ホームページで通信販売中。
御城印などによると、佐是城は上総武田氏の中核の城で、北側の城跡に同寺がある。南側には主郭とみられる遺構が良好な状態で残る。多賀氏歴代の居城、池和田城は、里見氏と後北条氏の激闘が繰り広げられた城という。両城は現在の同市内にあった。
狩野住職は、通信販売で全国のファンが手にすることによる認知度アップと、新型コロナウイルスの収束後の来訪を期待する。池和田城の御城印は、歴史講師などとして活動中の「山城ガールむつみ」さんがデザインした。
いずれも1枚、税込み300円(別途郵送手数料、振込手数料)。注文や問い合わせは「歴×トキ」(https://www.rekitoki.com/)へ。御城印は同寺などでも購入できる。
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