ジャンル多彩な16種類 こだわりのドライカレー TETSU流(千葉市中央区)【おうちでグルメ 房総テークアウト列伝】

店主の小川さん。手前左がドライカレー、中央はシーフードクロケット=千葉市中央区
店主の小川さん。手前左がドライカレー、中央はシーフードクロケット=千葉市中央区
テークアウトを始めた「豚ロースの炭火焼丼」。サイズはピッコロ(並)、グランデ(大盛)、モンテ(山盛)の中から選べる=南房総市白浜町
テークアウトを始めた「豚ロースの炭火焼丼」。サイズはピッコロ(並)、グランデ(大盛)、モンテ(山盛)の中から選べる=南房総市白浜町

 先行きの見えない新型コロナウイルスの感染拡大で、多くの飲食店が苦境に直面する中、テークアウト(持ち帰り)に活路を見いだそうとする動きが広がっている。外出自粛の「ステイホーム週間」に、各店自慢のグルメを自宅で味わってみては。

 店主、小川哲郎さん(55)は千葉市内で19年間フランス料理店を営んでいたが、「ジャンルに縛られない料理をしたい」と2009年に現在の場所で居酒屋スタイルの店を開いた。立地条件が良いとはいえないが、小川さんの腕前にほれ込んだ食通たちが足しげく通っている。

 メニューボードには「鴨胸肉のロースト マディラワインとシェリービネガーのソース」といった本格的仏料理から、房総の魚を中心とした刺身、本格的な四川麻婆豆腐など多種多様な料理名が書き込まれている。県内農家から取り寄せている野菜の料理も人気だ。

 テークアウトメニューは現在16種類。“シメの一番人気”で、じっくりソテーしたマッシュルーム入りバターライスの上に5種のスパイスを使ったルーがのるドライカレーをはじめ、若鶏半身揚げ、エビ・カニ・ホタテ入りシーフードクリームクロケットなど。つまみ系よりもご飯類の注文が多いという。「この状況が長引くと同じメニューだけでは飽きが来ると思うので、少しずつ変えなければ」と長期戦を見据えている。

 全品を小川さん1人で作っているのでテークアウトは電話予約を。受け付けは午前11時半~午後6時。

◇TETSU流

千葉市中央区本町2-5-5プライムスクエア野村1階。千葉都市モノレール葭川公園駅から徒歩10分。
(電話)043(226)8707
営業時間は午後5時30分から(現在は予約のみ、月曜定休)

◆手軽に本格イタリアン 食欲刺激する炭火焼豚丼 オドーリ・キッチン(南房総市)

 ガラス張りの店内から南房総の美しい海を一望できる、県内最南端のイタリア料理店。テラス席を設け、開放感を楽しみながらカジュアルに本格料理を味わえる。開店から10年目を迎え、オーナーの柳橋正則さん(43)は「常連が増え、地元の人にも親しまれる店になっている」と語る。

 普段は鋸南町で養殖した「江戸前銀鮭」や南房総のブランド牛「里見伏姫牛」、白浜町で収穫されたそら豆など地元食材をふんだんに取り入れた本格イタリアンを提供。都内で修業を積んだ館山市出身のシェフが腕を振るう。4月6日から店内営業を休止し、テークアウトに切り替えた。

 テークアウトメニューはピザやドリンク、デザートなど豊富。中でも柔らかく、臭みのないハーブ三元豚を使った「豚ロースの炭火焼丼」(700円)は、レモン入りの塩だれが食欲を刺激する。多い時には、1日で約50食を売り上げるという。通常サイズの3倍の量の豚肉が入った「モンテ(山盛)」(1800円)もボリューム満点だ。

 現在はテークアウトのみの営業だが、柳橋さんは「一日でも早く、できたての料理をお店の中で食べてほしい」と意気込む。

◇オドーリ・キッチン

南房総市白浜町白浜3555-1。白浜町内は1個から配達が可能。5千円以上購入で市内全域と館山市も配達する。
(電話)0470(38)5470
営業時間 午前11時~午後6時(木曜・第3水曜定休)


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