「美浜の地盤は複雑」 液状化対策推進委が初会議

千葉市中央区のホテルで開かれた市液状化対策推進検討委員会の初会議=23日
千葉市中央区のホテルで開かれた市液状化対策推進検討委員会の初会議=23日

 昨年3月の東日本大震災で、千葉市美浜区を中心に発生した液状化現象の再発防止策を検討する「市液状化対策推進検討委員会」の初会議が23日、千葉市中央区のホテルで開かれた。委員の専門家からは「美浜区の地盤は非常に複雑」と意見が出た。

 国の方針を受けて市では、液状化現象が発生した地域で宅地部分と周辺道路などを一体的に整備する再発防止策を検討している。宅地部分の工事費は所有者の負担になるが、一体的に地盤改良などを行えば個人負担が軽くなるという。

 委員会は学識経験者や県職員、美浜区内の自治会代表ら8人の委員で構成。委員長には日本大学の榛沢芳雄名誉教授が就任し、副委員長には千葉大学の中井正一教授が選ばれた。

 初会合で市側は美浜区内の被害状況や国と県が実施した地質調査の結果、液状化対策の工法などを説明した。同区内の被害状況などを調べてきた中井教授も埋め立て工事の経緯などを交えながら調査結果を報告し、「場所が少し違うと地盤も大きく変化している。美浜区の地盤は非常に複雑」との認識を示した。


  • LINEで送る