指定ごみ袋をレジ袋に プラ削減へ3店で 千葉市とミニストップ

レジ袋の代わりとして1枚8円で販売する千葉市の指定可燃ごみ袋=2日、千葉市美浜区
レジ袋の代わりとして1枚8円で販売する千葉市の指定可燃ごみ袋=2日、千葉市美浜区

 千葉市とイオングループのミニストップは2日から、同市の指定可燃ごみ袋(10リットル)をレジ袋として販売する実証実験を始めた。買い物袋をそのままごみ袋に転用してもらうことで、レジ袋の総量を抑え、プラスチックごみの削減につながるか検証する。

 同社によると、実証実験は、オフィス街にあるイオンタワー店(同市美浜区)とイオンタワーアネックス店(同区)、住宅街にある稲毛東3丁目店(同市稲毛区)の3店舗で行う。

 指定可燃ごみ袋(10リットル)をレジ近くの棚などに置き、1枚8円で販売(通常は10枚セット80円)。「8円から始めよう!エコ活動」などと呼び掛けるチラシも掲示する。

 同社は昨年6月から、市内のイオンタワー店、イオンタワーアネックス店でレジ袋の無料配布をやめ、必要な客に1枚3円で販売する実験を始めた。1月の集計ではレジ袋の辞退率が約9割に上り、プラスチックごみの削減に一定の効果が出ているという。

 今回の実証実験ではレジでの接客時間が長くならないよう、会計時に店員がごみ袋があることを知らせるのではなく、店内掲示で販売する。

 実験期間は5月末までの3カ月間。市内にはミニストップが39店あり、需要があればほかの店に拡大させる。

 同社の担当者は「ごみ袋に商品を入れることに抵抗がある人もいるかもしれないが、レジ袋の削減になる良い取り組み。どこまで理解が広まるか」と話した。

◆5リットルの可燃ごみ用販売 9月から千葉市、単身向け

 家庭ごみの処理を有料化している千葉市は、5リットルの家庭系可燃ごみ指定袋を9月から販売する方針を決めた。単身者らごみが少ない世帯向けで、価格は処理費用込みで1枚4円の予定。

 同市は2014年2月から可燃ごみと不燃ごみの処理を有料化し、1リットル当たり0・8円の手数料を徴収。可燃ごみの指定袋は現在、45リットル(1枚36円)、30リットル(同24円)、20リットル(同16円)、10リットル(同8円)の4種類を用意している。

 しかし、高齢者や若者の単身世帯から「10リットルでもいっぱいになるのに時間がかかる」「生ごみが腐って臭くなる」などと、より小さい指定袋への要望が寄せられていた。市によると、県内で18市がごみの有料化をしているが、5リットル袋は例がないという。

 千葉市は5リットル袋のごみ処理手数料を定める関連条例改正案を開会中の定例議会に提出している。袋の寸法やデザインなどの詳細を決めた上で、9月から販売するとしている。


  • LINEで送る