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ごみ輸送システム故障 管に穴、復旧2年以上 千葉市・幕張ベイタウン

 千葉市美浜区の幕張ベイタウンで、地下の輸送管を使ってごみを収集する「廃棄物空気輸送システム」が9月から故障していることが3日、市などへの取材で分かった。輸送管に穴が開いたためで、同システムを管理する市は、2022年4月ごろの復旧を目指し補修方法を検討している。これほど長期の故障は初めてという。

 市廃棄物施設維持課によると、同システムは、送風機を使って輸送管内に空気の流れを作り、投入口に入れた可燃・不燃ごみを幕張クリーンセンターに送る仕組み。同タウンでは1995年に稼働し、約9400戸が利用する。地下にある輸送管は直径50センチ、全長は約4・6キロ。

 9月2日にごみが収集できない不具合が発生。カメラ点検の結果、鋳鋼製の輸送管に約6ミリの穴が開き、地下水が流入していることが分かった。管がカーブしている部分で、ごみ袋がぶつかり穴が開いたとみられる。

 破損箇所は地下5メートルと深く、地下水が湧く上に電力ケーブルもあるため、掘削による補修作業が難しい箇所という。市は、別の場所に新たな輸送管を埋める敷設替えを含め、復旧方法を検討している。

 同タウンでは同月6日から、ごみの臨時収集を開始。マンションの出入り口などに集積場所を設け、ごみ収集車による回収を続けている。

 同課は「工法がまだ決まっていないので詳細は不明だが、22年4月ごろをめどに復旧させたい」としている。


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