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観光牧場、来年10月開業 千葉市・乳牛育成の跡地活用 キャンプ場、温浴施設も

観光牧場のイメージ模型。手前がキャンプ場で、奥にマルシェやレストラン、左に預託牛舎がある=24日、千葉市役所
観光牧場のイメージ模型。手前がキャンプ場で、奥にマルシェやレストラン、左に預託牛舎がある=24日、千葉市役所

 千葉市は24日、2020年3月末で廃止する乳牛育成牧場(若葉区)の跡地活用で、新たに観光牧場を整備する事業者を「秋葉牧場」(八千代市)とデザインコンサルタント会社「チカビ」(東京都渋谷区)のグループに決めたと発表した。同日、3者が市役所で基本協定を結んだ。市は、内陸部活性化の拠点施設にしたい考えで、観光牧場は来年10月のプレオープンを予定している。

 1967年開設の乳牛育成牧場(約6ヘクタール)は酪農家から子牛を預かり、乳が出るようになるまで育てる「預託事業」を行ってきた。市は、酪農家の減少や牛舎の老朽化で廃止を決め、新たに観光牧場を整備するため、事業者を募集していた。

 秋葉牧場は、成田市で「成田ゆめ牧場」を経営しており、ビジネスデザインなどを手掛けるチカビと共同で事業を提案。新施設はキャンプ場やレストラン、ミルクバースタンド、温浴施設を整備する。市内産の食材を提供するマルシェも開催。隣接する富田さとにわ耕園のシバザクラやコスモスの開花に合わせた連携イベントも企画する。

 預託事業も継続。牛舎を新築し、預かる子牛を現在の90頭から最大240頭へ規模拡大を目指す。

 来年10月にキャンプ場やマルシェが開業。2021年4月に宿泊ロッジが、23年以降にレストランや温浴施設が順次開業する。1年目は8千人、5年目には1万5千~2万人の来場を見込む。事業提案があったのは、同グループだけだった。

 秋葉牧場の秋葉良子会長は「県内でも酪農家が少なくなっている。施設が酪農の繁栄につながれば」と意欲。熊谷俊人市長は「新たな起爆剤にしたい。都会と田園が隣り合わせになっているハイブリッド都市・千葉市の魅力を体験できる施設になってほしい」と期待した。


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