アオノリュウゼツラン開花 富津

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無数の淡い黄色の花を付けたアオノリュウゼツラン=富津市
無数の淡い黄色の花を付けたアオノリュウゼツラン=富津市

 数十年に一度咲くといわれるメキシコ原産の常緑多年草「アオノリュウゼツラン」が、富津市内の民家で開花した。長く伸びた茎に咲いた無数の淡い黄色の花が、梅雨の晴れ間の光を吸って輝いている。

 庭にいくつかあるリュウゼツランの中でも最も古株らしく、肉厚で鋭いとげのある葉を大きく広げ、高さ5メートルほどの花茎を伸ばす。先端に向かって枝分かれするように黄色の花が固まって咲いている。昨年末から徐々に茎を伸ばし始め、今春一気に高くなるとつぼみを付け、開花が待たれていた。

 家人によると、現在の場所に引っ越した時に移植してから30数年ほどたつ。昨夏の台風で根元から倒れたが、長い歳月を経ただけに力強い咲きぶり。開花に全ての力を使い果たし、結実後に株は枯れてしまうという。