列車内が絵本の世界に 加古さんしのび特別企画 小湊鉄道

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加古さんが描いた里山トロッコ列車に「からすのパンやさん」の世界が広がる=市原市

 市原市を走る里山トロッコ列車の絵本を描き、5月に92歳で亡くなった絵本作家、加古里子さんへの感謝の気持ちを込め、小湊鉄道は、同列車内で人気作「からすのパンやさん」にちなんだ空間を演出した。梅雨の時期限定の特別企画で、里山旅と作品世界が同時に楽しめる。

 「からすのパンやさん」は、パン屋の仕事と子育てで多忙な日々を送るカラスの物語。「だるまパン」や「バイオリンパン」など数々のユニークなパンが登場することで知られ、世代を超えて愛されてきた。

 加古さんのベストセラーに再び光を当てた今回の特別企画は、個性豊かなカラスや多種多様なパンが同列車内を彩る内容。カラスのまちで繰り広げられる「大騒ぎ」の様子が再現されるが、全貌は「乗ってからのお楽しみ」(小湊鉄道)という。

 運行日は7月1日までの土日。通常運賃のほかに500円のトロッコ整理券が必要。申し込み、問い合わせは里山トロッコ係(電話)0436(23)5584。