車掌体験に軌道自転車… ローカル線の魅力満喫 春のいすみ鉄道まつり

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ローカル線の魅力を満喫するイベント「春のいすみ鉄道まつり」が初めて開かれ、保線用の軌道自転車に体験乗車するなど鉄道ならではのメニューを満喫した市民ら=30日、いすみ市のいすみ鉄道国吉駅
車掌体験では、実際に列車内にアナウンスが流れた=30日、いすみ市のいすみ鉄道国吉駅
レトロな雰囲気を再現するボンネットバスの体験乗車

 いすみ市のいすみ鉄道国吉駅で30日、ローカル線の魅力を満喫するイベント「春のいすみ鉄道まつり」が初めて開かれた。列車を使った運転士や車掌の体験、保線用の軌道自転車乗車と鉄道ならではのメニューが用意され、多くのファンでにぎわった。

 イベントはいすみ鉄道応援団(掛須保之団長)が主催。来年30周年を迎える同鉄道のプレイベントで、活性化と知名度アップなどを目的に、鉄道ファンらの協力も受けて実現した。

 同鉄道で人気の1960年代製のレトロ車両にちなみ、会場にはオート三輪など懐かしい車両が展示され、ボンネットバスは体験乗車も行われた。模擬店には特産品がずらりと並び、高度経済成長した昭和時代の活気を再現した。

 軌道自転車では、新緑が広がる景色の中、100メートルほどの区間を家族連れらが気持ちよさそうにペダルをこいだ。埼玉県内から観光で来ていた舛田敦朗さん(33)、裕美さん(33)夫妻は「自転車とは風が違う。爽快」と笑顔。

 車両での体験イベントでは、実際にエンジンがかかった状態で、運転席ではスロットルなどを操作。車掌室では車内アナウンスとドアの開閉を行い、参加者は鉄道マン気分を満喫した。茂原市の伊藤龍之介ちゃん(4)は「うまくしゃべれて楽しかった。電車の運転士になりたい」とうれしそうに話した。