2020夏季千葉県高等学校野球大会 あの瞬間を捉えた写真も多数

「海のパノラマ」満喫 爽やか秋晴れ 16000人疾走 【ちばアクアラインマラソン】

 東京湾アクアラインを舞台にした3回目の「ちばアクアラインマラソン」(千葉県、千葉県教委主催、千葉日報社など後援)が23日開催され、約1万6千人のランナーが潮風とともに海の架け橋を駆け抜けた。車いすハーフマラソンを正式種目化。外国人ランナーも前回の約5倍の480人に上り、東京五輪・パラリンピックを4年後に控え、より多様性を持つ大会に進化。木更津市、袖ケ浦市にまたがるコース沿道には観戦客や住民が繰り出し、熱い声援を送った。

 2年ごとの開催。今回も秋晴れに恵まれた。スタート地点の木更津市の潮浜公園前では、森田健作知事の号砲で、まず車いすハーフの9選手が力強く先陣。午前10時から11分かけて他の出場者が次々と駆け出した。

 9キロすぎからアクアラインに入り、海ほたるパーキングエリアで折り返す往復約10キロの東京湾大パノラマを満喫。フルは出場者の89・6%に当たる9964人が完走し、前回の完走率85・3%を上回った。

 フルの男子は富士通陸上競技部の千葉健太さんが2時間20分42秒で、女子は横浜市の主婦、山口遥さんが2時間49分9秒で、それぞれ優勝。ハーフは男子がサイラス・ジュイさん=セブスポーツ、女子は吉田香織さん=TEAM・R×L=が制した。車いすハーフは、鈴木朋樹さん=城西国際大=が初代王座、土田和歌子さん=八千代工業=が初代女王に輝いた。

 アクアラインは午前8時半から午後1時半まで通行止め。周辺も交通規制されたが、大きな混乱はなかった。コース途中には県産の果物や野菜スイーツなどを提供する「おもてなしスポット」を用意し、交通整理や給水補助に約5千人のボランティアが参加。通訳スタッフも大幅増で、距離表示やトイレ案内看板に英語・中国語表記が加わった。

 閉会後、森田知事は「リオパラリンピックに出た選手、外国人ランナー、応援の高校生らみんなが参加し盛り上げる一大イベントになってきた。東京マラソンに負けず4、5回目へ。五輪・パラに向けても大きな弾み」と手応えを語った。


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