国交省に早期改善要請 市長が副大臣に申し入れ 羽田空港騒音問題

  • LINEで送る

松原仁副大臣(右)に申し入れ書を手渡す熊谷俊人千葉市長=7日、東京都千代田区の国土交通省
松原仁副大臣(右)に申し入れ書を手渡す熊谷俊人千葉市長=7日、東京都千代田区の国土交通省

 羽田空港拡張による航空機ルート変更に伴う千葉市内の騒音問題で、熊谷俊人千葉市長は7日、東京都千代田区の国土交通省を訪れ、松原仁副大臣に騒音の改善を求める申し入れ書を提出した。熊谷市長は「地域住民の切なる願いである騒音の改善を、一日でも早く行っていただきたい」と強く改善を求めた。

 市環境規制課によると、昨年10月21日、羽田空港の再拡張事業が完了し4本目となる「D滑走路」が完成した。D滑走路の使用開始に伴って、昼間の南風好天時、美浜区上空を通過していた飛行ルートが、市の南東から東京湾に抜けるルートと、北側から市上空に入り西に向かうルートに変更された。これにより、新たな2ルートが交差する中央区の宮崎、大巌寺地区などから、今年9月末までに騒音に関する苦情が市に200件寄せられた。

 申し入れ書で市は「羽田再拡張から1年が経過しているにもかかわらず有効な改善策が示されておらず、市民生活への影響は相当大きい」などと指摘。騒音の軽減や改善を要望の最優先事項と位置づけ、飛行ルートの変更や飛行高度の引き上げ、各航空会社による騒音軽減策の実施などを求めた。