昭和の森の拠点施設に 「フォレストロッジ」設置へ オートキャンプ場も新設 ユースホステル跡活用

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 千葉市は、本年度末に廃止する同市緑区の「昭和の森ユースホステル」と、併設キャンプ場の跡施設を活用するため募集していた施設運営事業の優先交渉者が、宿泊施設運営業「R.プロジェクト」(鋸南町)に決定したと発表した。キャンプ場に自動車用の「オートキャンプ」を新設。ユースホステル跡施設も改修し、総合公園「昭和の森公園」の拠点施設としたい考え。

 市集客観光課などによると、ユースホステルは稲毛海岸地区(千葉市美浜区)から移転して1983年に開業した。若者向けの宿泊施設として利用されてきたが、近年はユースホステル自体の需要が減って利用客が減少しており、市は本年度末で廃止することにした。

 跡地活用のため昨年8月から、廃止後に管理、運営を行う民間事業者を募集。2社が応募し、12月の市公園等活用事業者選定会議で事業者を決定した。

 事業者提案では、ユースホステル跡施設を改修し屋外デッキやシャワー、カフェなどを備えた「フォレストロッジ」を設置。自動車でのキャンプと一般的なキャンプの両方が可能な「フォレストキャンプ」、天然芝グラウンドを整備する。ロッジのシャワーは、ジョギングやサイクリング中の市民も使用できる。公園の拠点施設となることで、ニーズの拡大を図るという。設計や改修工事は事業者が実施。管理運営する土地は約3万7千平方メートルで、市に年間270万円(予定)の管理許可等使用料を支払う予定。

 R.プロジェクトは東京都千代田区の臨海学校跡地(鋸南町)を大規模改修して合宿が可能な宿泊施設として運営している事業者。ユースホステル跡地も、主に学生のスポーツ合宿や企業の研修合宿などの利用を想定する。7月にはロッジとキャンプ場を開業。天然芝グラウンドの使用開始は2015年7月を予定している。