知人、教え子慕い集う 浅井忠とその周辺 【開館50周年記念特別展 浅井忠、あちこちに行く 千葉県立美術館学芸員寄稿】(5)

浅井忠《狂女(付子規旬)》1898年頃、着彩・絹(絵-絹、句-紙)千葉県立美術館蔵
浅井忠《狂女(付子規旬)》1898年頃、着彩・絹(絵-絹、句-紙)千葉県立美術館蔵

 51歳の若さで生涯を閉じた浅井ですが、その周りには常に彼を慕う人たちが集っていました。

 1891(明治24)年から居を構えた根岸の地で特に浅井と親交が厚かったことで知られるのが、歌人の正岡子規です。《狂女 ・・・

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