2012年10月4日 15:33 | 無料公開

九十九里町商工会が開催した食の逸品ブランド化プロジェクト事業の初会合=九十九里町商工会館大会議室
地元の食にスポットを当て観光客誘致を進めようと、九十九里町商工会は、同商工会館大会議室で、食の逸品ブランド化プロジェクト事業の第1回会議を開き、地元の飲食店関係者ら約30人が出席した。初会合では九十九里町各店で提供する共通メニューとして、イワシを活用したメニュー開発に取り組む方針を固めた。
同町内では過去に「ロコメン」という商品が生まれたが、町内には飲食店の団体組織もないことから町内に浸透せず、統一的なブランド商品に育たなかった。
そこで、今回立ち上げた同事業では町内の飲食店団体からなる「一店逸品研究会」を発足。飲食店マップ作製など継続的に取り組んで、海水浴依存の夏季集中型観光から食による通年型観光への移行を目指す。
同事業は本年度中に7回の会議を実施。町内全店の統一メニューを1品、各店での逸品も5店舗を目標に作製。来年2~3月にはサンライズ九十九里で試食大会を開き、参加者からアンケートを実施する方針だ。
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