房総通リズム春の観光特集2024

チバニアン施設 里山に溶け込む「ジオルーフ」 隈研吾氏が設計「時代の転換点の象徴に」 シンポで概要発表

仮称「チバニアンガイダンス施設」のイメージパース
仮称「チバニアンガイダンス施設」のイメージパース
仮称「チバニアンガイダンス施設」のイメージパースを披露し、概要を説明する隈氏=市原市の市民会館
仮称「チバニアンガイダンス施設」のイメージパースを披露し、概要を説明する隈氏=市原市の市民会館

 世界的建築家・隈研吾氏(68)が市原市で講演し、基本設計を手がける仮称「チバニアンガイダンス(案内)施設」の概要を発表した。施設は地質年代「チバニアン(千葉時代)」の命名由来となった同市田淵の地磁気逆転地層周辺に建設。風光明媚(めいび)な里山の自然に溶け込むような外観で、隈氏は「工業の時代から自然の時代への転換点を象徴するような施設になる」と話した。

 市文化財課によると、地層周辺整備にかける総事業費 ・・・

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