チバニアンがスイーツに!? 市原高生、特産イチジク使用のマリトッツォ発案 期間限定で販売

チバニアンをイメージしたスイーツ「ちばニャン」をPRする市原高校の生徒=市原市の吾妻堂
チバニアンをイメージしたスイーツ「ちばニャン」をPRする市原高校の生徒=市原市の吾妻堂
「ちばニャン」の断面は地層のように見える
「ちばニャン」の断面は地層のように見える

 市原市牛久の県立市原高校(常泉香澄校長、生徒330人)の生徒が、市内にある国天然記念物「チバニアン(地磁気逆転地層)」をイメージしたスイーツを発案し、近隣の菓子店と共同開発した。地元特産のイチジクを使っており、かわいい猫の顔を描いたパッケージに包み「ちばニャン」とネーミングし、期間限定販売を始めた。

 開発に取り組んだのは、普通科選択科目でフードデザインを学ぶ3年生10人。「チバニアンみたいなスイーツ」のコンセプトに基づき、ブームを呼んでいる洋菓子のマリトッツォを作ろうと提案。1カ月ほど前から地元の菓子店「吾妻堂」とコラボして試作を始め、材料や見た目、味わいにこだわり作り上げた。

 マリトッツォは、パンにクリームをたっぷり挟んだイタリア発祥の洋菓子で、完成したスイーツの正式名は「ちばニャン~イチジクとバターの香りをのせて~イチジクとクリームのマリトッツォ」。イチジクのジャムを塗ったパンに生クリームをサンドしており、控えめの甘さと酸味のハーモニーが絶妙な味わい。横から眺めると、5層の色の重なりが地層に見える。

 生徒たちは「味のバランス調整に苦労した」「見た目を工夫し、試行錯誤した」と振り返り、稲葉美紀さん(18)は「市原高は、牛久地域の発展を目標に活動しています。その目標に近づき協力したいという思いで、市原名産のイチジクを使って、お菓子を作りました」とPRした。

 吾妻堂の串田総一社長は「市原のイチジクは甘みや酸味、肉厚なボリューム、食感、ジューシーさが魅力。生徒のアイデアを基に、地域に根差した商品を作らせていただきました」と話した。1個350円で約1カ月間、限定販売予定。問い合わせは吾妻堂(電話)0436(92)1200。


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