今春抽選⇨夏お得に クーポンで再訪喚起 千葉県旅館ホテル組合独自策 

千葉県旅館ホテル組合が配布する予定の宿泊クーポンの見本(左)とそのチラシ=14日、千葉市中央区
千葉県旅館ホテル組合が配布する予定の宿泊クーポンの見本(左)とそのチラシ=14日、千葉市中央区

 千葉県旅館ホテル生活衛生同業組合は、加盟する県内施設に19日~5月9日に宿泊した県内在住者を対象に、今夏使える5千円引きの宿泊クーポン券を抽選で配る独自キャンペーンを始める。新型コロナウイルス感染拡大で宿泊業の苦境が続く中、書き入れ時のゴールデンウイーク(GW)の需要を喚起し、夏休み期間の再訪にもつなげる。感染防止のため、対象を県民に絞り込んだ。応募期間は4月20日~5月10日。

 同組合によると、昨年12月に政府の観光支援事業「Go To トラベル」や県の宿泊優待事業「ディスカバー千葉」が停止して以降、県内宿泊客数は低迷。GWの予約数も伸びていない。政府や県の支援事業の再開時期が見通せないため、組合独自の需要喚起策を決めた。

 施設利用時の領収書などを撮影し、専用サイトで登録。応募日ごとに抽選で30枚、計630枚(総額315万円)を配布する。割引を受けられる期間は6月1日~9月30日。対象は県内約300施設。

 同組合の武川豊事務局長(58)は「温泉や旬の魚を使った料理など施設内にいるだけでも十分、旅行として楽しめる。コロナ禍で行動制限が続くが、館内でゆっくりとくつろいで」と利用を呼び掛けた。


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