旅客数4000万人突破 外国人も最多1551万人 成田空港17年

 成田国際空港会社(NAA)は25日、2017年1年間に成田空港を利用した航空旅客の総数は前年比4%増の4069万人で、4年連続で過去最多を更新したと発表した。4000万人突破は1978年の開港以来初めて。国際線の外国人客は、中国や韓国、香港などアジア方面が伸びて11%増の1551万人となり、過去最多となった。

 NAAによると、国際線の日本人旅客数は1364万人(3%増)で、外国人も含めた全体では3%増の3315万人(歴代5位)となった。一方、アジアから北米に向かう乗り継ぎ客が多かった米デルタ航空の運休の影響が続き、乗り継ぎ通過客は17%減の399万人と大幅に落ち込んだ。

 夏目誠社長は同日の定例会見で「アジア方面の直行便需要の増大には問題意識を持っているが、北米とアジアの結節点としての機能が成田の強み。乗り継ぎの利便性向上に向けた施策を強化したい」と話した。

 国内線旅客数は、大阪や札幌線が好調だったことを追い風に8%増の754万人となった。

 年間発着回数は3%増の25万1639回と6年連続で最多を更新。初めて25万回を突破した。このうち国際線は韓国など7社の新規乗り入れやアジア路線の新規就航が増え3%増の19万7458回、国内線もLCC(格安航空会社)の新規就航や増便により5%増の5万4181回だった。


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