千葉パルコが閉店へ 来年11月末めど 売上高、ピークの4分の1に

来年11月末の閉店が決まった千葉パルコ=千葉市中央区
来年11月末の閉店が決まった千葉パルコ=千葉市中央区

 パルコ(東京都渋谷区)は31日、千葉パルコ(千葉市中央区)を来年11月末をめどに閉店すると発表した。千葉県内商圏の変化により、売上高がピーク時の4分の1に減少し、好転が見込めないことから撤退を決めた。跡地の利用方法は未定。

 同店は1976年12月開店。地上8階、地下1階の店舗ビル(店舗面積約4万平方メートル)に衣料、雑貨、飲食店など約100店が入居する。

 ピークの91年度には売上高が約230億円あったが、郊外型大型商業施設の台頭で中心市街地への人の流れが変わり、2014年度は約57億円にまで減少していた。今後も、再開発が進むJR千葉駅ビルの開業など厳しい競合環境が見込まれることから、主要なテナントの賃貸契約満了に合わせ閉店を決めた。

 同社は本年度決算に閉店に伴う特別損失約19億円を計上する予定。店舗ビルは、同社を含む複数の地権者間で協議して跡地利用を決める。

 閉店の報を受け、熊谷俊人千葉市長は「大変残念に思う。千葉都心のまちづくりに大きな影響が懸念されるので関係者と相談し対応したい」とコメント。千葉商工会議所の河野功常務理事は、跡地利用について「形は変わっても、引き続き中心市街地の核になるような活用をしてほしい」と要望した。


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