復興を願い仲間集う 飯岡沖のキス大会

  • LINEで送る

 東日本大震災で大きな被害を受けた飯岡港。本紙ニュース提供店の船宿数軒も津波で船が沈没するなど、立ち上がれないほどの大打撃。4月から乗合船が出漁するが、釣果が芳しくなく、客足も遠のいている。看板のシロギスも津波の影響で、7月からようやく釣れ出した。このピンチを切り抜けようと、「幸丸」「優光丸」「梅花丸」の3宿が団結。同港復活のため「シロギス釣り復興チャリティーイベント」を開催した。「ケンさん力を貸して」の呼び掛けに釣友15人を誘って大会に参加。“海の女王”との再会に腕前を振るった。この模様を写真を中心に紹介する。

 この日、午前11時30分から海匝漁協で受け付けが始まった。「飯岡沖のキスは本県随一。ようやく釣れ出したとの情報で釣友4人で駆け付けた。良型を10匹そろえて上位入賞したい」と張り切る「優光丸」の常連さん。同宿の伊藤和一郎船長と「梅花丸」の大女将・梅花さち子さんは「まだ昨年の釣れっぷりではない。やはり地震の影響がある。きょうは小潮で潮回りも良くない。全員が土産分を確保してくれればいいが…」と心配そうに口をそろえる。

 開会式の後、午後1時に参加者135人を乗せた6隻が出船。航程30分ほどの沖合を目指す。当方のグループは「幸丸」に乗船。みんな気心の知れた良き仲間たちである。

 ポイントに到着。一斉にスタート・フィッシング。

 当方の座は左舷胴。左隣にビギナーの友。親子で初陣を飾ろうとするが、エサ付け、サオさばきにひと苦労。右隣の2人もまだ覚えたてで釣果が伸びない。覚悟する当方。「インストラクター役に徹する」

 ミヨシ寄りには日報釣りクラブの面々が、マイペースでキスの引きを楽しんでいる。1時間余でツ抜け。「これで検量ができる」と笑顔も、「型がそろっていない。20センチ超えをあと5匹」とギア・チェンジする。....

今週の見出し

館山湾で狙えるカワハギ
大原沖 終盤のイサキ快調
外川沖・片貝沖 夏ビラメ数釣り
飯岡沖 “エビタイ”束超え
大貫沖 夏ダコ全開