【未明の砦】(436) 太田愛・作 藤岡詩織・画

 ◆第四章 標的(四十三)

 ――パラレルワールドの十年後の俺。

 自分の未来は諦めて、それでも波打ち際の家族を眺める脇のまなざしには微塵(みじん)も妬みや羨望の色はなく、まるで彼らを祝 ・・・

【残り 812文字、写真 1 枚】



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