第16回千葉随筆文学賞受賞作品 「マリー・アントワネットは笑う」 作・千楓

画・芝 章一
画・芝 章一

 第16回千葉随筆文学賞を受賞した千楓さんの作品「マリー・アントワネットは笑う」の掲載ページです。

 朝食づくりに一喜一憂する主婦の姿を軽妙洒脱(しゃだつ)につづっています。「朝食」という家庭でのありふれた一光景を、ユーモアを持って切り取った作品です。挿絵は芝 章一さん。

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◆受賞の言葉

 このたびは素晴らしい賞に選んでいただき、誠にありがとうございます。

 幼い頃、娯楽を厳しく制限されて育ちました。小学二年生の頃、二人の友人が「だったら楓ちゃんが自分で小説を書いてみなよ」と勧めてくれたのが創作の第一歩でした。

 あれから三十年余り。創作を通じてたくさんの人に出逢い、想いや言葉を交わしてきました。私にとって、文章を書くことは他者との交流そのものです。

 苦しいときも寄り添い支えてくれた友人や家族、文章に感謝をしつつ、今度は自分が恩返しする番だ、と賞をいただいたときに感じさせられました。

 かつて文章を読むことで心が慰められたように、誰かの心を少しでも軽くできるような話を書いていきます。

◇千楓 1982年千葉市生まれ。県立佐倉高校―二松學舍大卒。パートタイマー。我孫子市在住。


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