【空色のポートレート】(3) 作・みずの瑞紀

画・森津和嘉子
画・森津和嘉子

 翌日から咲彩はわくわくランドに行かなくなった。外出する気力もなくしてしまった。

 日菜には「男」の恋人がいた。そしてその事実より咲彩が苦しかったのは、まだ気持ちを捨てられないことだった。恋人がいたのに何も言わず、自分と二人の時間を過ごした日菜を許せないのに、日菜の存在を手放しきれない自分がも ・・・

【残り 1307文字】



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