2022年5月18日 05:00 | 有料記事

画・森津和嘉子
翌日から咲彩はわくわくランドに行かなくなった。外出する気力もなくしてしまった。
日菜には「男」の恋人がいた。そしてその事実より咲彩が苦しかったのは、まだ気持ちを捨てられないことだった。恋人がいたのに何も言わず、自分と二人の時間を過ごした日菜を許せないのに、日菜の存在を手放しきれない自分がも ・・・
【残り 1307文字】

翌日から咲彩はわくわくランドに行かなくなった。外出する気力もなくしてしまった。
日菜には「男」の恋人がいた。そしてその事実より咲彩が苦しかったのは、まだ気持ちを捨てられないことだった。恋人がいたのに何も言わず、自分と二人の時間を過ごした日菜を許せないのに、日菜の存在を手放しきれない自分がも ・・・
【残り 1307文字】