2025年12月27日 05:00 | 有料記事

殺処分の手順を確認する研修会参加者=9月25日、匝瑳市の県東部家畜保健衛生所
「本県養鶏業への影響を最小限に抑える必要があり、まん延防止に万全を期すように」。今年1月12日、銚子市内の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが発生したことを受け、熊谷俊人知事は県庁で開かれた対策本部会議で関係部署に指示した。
2024年10月の香取市の事例に続く昨季2例目の感染が確認され、県は約41万羽の殺処分など防疫作業の対応に当たった。ただ、感染は止まらず、3日後にも銚子市内で鳥インフルが発生。旭市、匝瑳市にも広がり、1月12日から2月1日までに計15例が連続発生する非常事態になった。
県は15例中、六つの事案で自衛隊に災害派遣を要請。民間業者などの協力も得て、防疫作業には延べ約3万5千人が従事した。県職員は約1万5千人が動員され「県庁のあらゆる事務作業に影響が出ている」(熊谷知事)という状況になった。現場での厳しい作業に心身ともに疲弊する職員もいた。 ・・・
【残り 639文字】




