千葉県内3行、金利引き上げ 普通預金2月から0・3%

※写真はイメージ
※写真はイメージ

 千葉県内地銀の千葉銀行、京葉銀行、千葉興業銀行は22日、普通預金の金利を現在の年0・2%から1・5倍の0・3%に引き上げると発表した。京葉銀と千葉興銀は2月2日から、千葉銀は3日から適用する。日銀が19日に金融政策決定会合で追加利上げを決定したことを受けた。

 金利の改定は3月以来で、3行はそれぞれ「日銀の金融政策の見直しに伴う市場金利の動向を踏まえた」とコメントした。千葉銀によると、同行の普通預金の金利が0・3%となるのは、1993年2月以来で約32年ぶり。

 県内3行は、定期預金の金利改定も予定しており、具体的な金利や適用時期は今後発表するとしている。 普通預金の金利を巡っては、日銀の利上げの発表直後にメガバンクの三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行が引き上げを発表。地方銀行などの動きに注目が集まっていた。

(粕谷健翔)


  • Xでポストする
  • LINEで送る