2025年11月21日 05:00 | 有料記事

実験装置内で観察中、オオウナギが陸場に登り、矢印部分の先にいるコオロギを捕食する瞬間(脇谷さん提供)

今回の研究に連動し、野生のオオウナギが陸上でカニを捕食する瞬間もカメラが捉えた(フォトグラファーの内山りゅう氏撮影、提供)=2023年10月、鹿児島県の奄美群島

記者に研究内容の説明をする脇谷さん=10日、柏市の東京大学大気海洋研究所
ウナギが陸上で狩りをすると聞いて想像できる人はいるだろうか。東京大学大気海洋研究所(柏市)の特任准教授、脇谷量子郎さん(43)らの研究グループは、ウナギが水中だけでなく、陸上に登って積極的に獲物を捕食することを明らかにした。ウナギの一種の「オオウナギ」による観察実験などからウナギの陸上捕食の実態を確認。世界で初めての成果だとしている。
(宮嶋優)
研究グループによると、ウナギは水中のエビなどの甲殻類やハゼ科魚類などの小型魚、さらには水に入ってきたミミズといったものを主な餌にしていることが知られている。
今回の観察実験では、奄美大島(鹿児島県)の小さな河川で採集した10匹のオオウナギを使い、水槽に ・・・
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