佐原の大祭・秋祭り開幕 山車14台、町並みを巡行 11日は年番引き継ぎ行事

佐原の大祭秋祭りが開幕し、午前中から観光客らでにぎわった=10日、香取市
佐原の大祭秋祭りが開幕し、午前中から観光客らでにぎわった=10日、香取市
香取市佐原地区で10日、「佐原の大祭秋祭り(諏訪神社秋祭り)」が開幕した。山車14台が江戸情緒が残る町並みを練り歩き、「の」の字を描くように山車を回転させる豪快な「のの字廻(まわ)し」が披露された
香取市佐原地区で10日、「佐原の大祭秋祭り(諏訪神社秋祭り)」が開幕した。山車14台が江戸情緒が残る町並みを練り歩き、「の」の字を描くように山車を回転させる豪快な「のの字廻(まわ)し」が披露された

 香取市佐原地区の伝統の祭り「佐原の大祭秋祭り(諏訪神社秋祭り)」が10日、開幕した。12日までの3日間、「新宿地区」の各町内が誇る山車14台が佐原の町並みを練り歩く。午前中から、子どもから大人までの参加者は「わっしょい、わっしょい」と威勢の良いかけ声とともに綱を引き、外国人留学生も笑顔で加わった。11日には3年に1度の年番引き継ぎ行事が行われる。(中瀬健太)

 ユネスコの無形文化遺産に登録されている佐原の大祭は、夏と秋の2回行われ、約300年の伝統を誇る。初日と最終日は各町内が各自のルートで山車を引き回す「乱引き」が中心。初日の10日は汗ばむ陽気の中、 ・・・

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