佐原、なぜかき氷激戦区? 「茶屋花冠本店」主人・食品学者松本青山さんに聞いてみた 夏の涼、町並みと相性良く マップや催し、地域一丸 【ちば特 千葉日報特報部】

「かき氷の激戦区」として注目を浴びる佐原について説明する松本さん=香取市
「かき氷の激戦区」として注目を浴びる佐原について説明する松本さん=香取市
暑さが続く中、涼を求めてかき氷が人気を集めている
暑さが続く中、涼を求めてかき氷が人気を集めている

 9月に入ったものの猛暑が続く県内。歴史的建造物が立ち並ぶ香取市佐原地区の観光地「佐原の町並み」は、重要伝統的建造物群保存地区を中心に、そんな厳しい暑さを吹き飛ばすかき氷の販売店が集まる“激戦区”だ。「でも、なぜ佐原にかき氷が根付いたのだろう」。ふと浮かんだ疑問を解決すべく、喫茶店「茶屋花冠本店」の主人で食品学者の松本青山さん(43)の元へ。この地に定着した経緯などについて話を聞くと、町並みとの相性の良さや、地域活性化に向けた関係者の奮闘ぶりが見えてきた。

(「ちば特」取材班 中瀬健太)

 -佐原のかき氷は、どう始まったのか。

 「新型コロナウイルスの流行が始まる数年前だったと思う。佐原のかき氷の火付け役となったのは(甘味処の)『いなえ』。さらに農機具店の『紋治郎』もかき氷を始めた」

 -松本さんがかき氷を始めたのは。

 「2016年に佐原にあった日本料理店を都内に移し、佐原で喫茶店『茶屋花冠本店』として本格的に始めた頃。いなえ、紋 ・・・

【残り 1132文字、写真 1 枚】



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